Microsoft 365のCopilot、個人向けプランに統合へ！気になる新機能と価格を徹底解説

こんにちは、くろまめ！です。

Microsoft 365の個人向けプランに、話題のAIアシスタント「Copilot」が統合されることが発表されました。

これは、私たちの日常的な作業を大きく変える可能性を秘めています。

今回は、この新機能について詳しくご紹介していきます。

Copilot統合で何が変わる？

Microsoft 365 Copilotは、Word、Excel、PowerPoint、Outlookなどのアプリケーションに統合される強力なAIアシスタントです。

主な機能：

• Wordでの文書作成支援
• Excelでのデータ分析サポート
• PowerPointでのプレゼン資料自動生成
• Outlookでのメール要約機能

など、私たちの日常的な作業を効率化してくれる機能が搭載されています。

気になる価格は？

2025年1月から、Microsoft 365の個人向けプランにCopilotが統合されることで、サブスクリプション料金が以下のように変更されます。

年プラン

• Personal プラン：年額21,300円（月額換算約1,775円）
• Family プラン：年額27,400円（月額換算約2,283円）

※従来のプランと比べると、年間で約6,400円の値上げとなります。

月プラン

• Personal プラン：月額2,130円
• Family プラン：月額2,740円

メリットとデメリット

メリット

• AIによる作業効率の大幅な向上
• 創造性を引き出すサポート機能
• Microsoft製品との完全な統合

デメリット

• 価格の上昇
• 学習コストの発生
• インターネット接続が必須

実際の活用シーン

Copilotは、以下のような場面で特に威力を発揮します。

1. ビジネス文書の作成
   • 企画書や報告書の下書き作成
   • 文章の校正や改善提案
2. データ分析
   • Excelデータの傾向分析
   • グラフ作成の自動化
3. プレゼンテーション
   • スライドの自動生成
   • デザインの提案
4. メール管理
   • 長文メールの要約
   • 返信文の作成支援

すでに加入済みの場合は？

Microsoft 365にすでに加入されている方は、次の更新タイミングから新料金が適用されます。

例えば、年間プランを2024年6月に契約された方の場合、2025年6月の更新時から新料金となります。

なお、従来のプランは「クラシック」として継続される可能性もありますが、その場合はCopilot機能は利用できません。

注意点：回数制限がある

Copilotの利用には「AIクレジット」という制限が設けられています。

AIクレジットとは？

• 1回のAI機能利用につき1クレジットを消費
• Microsoft 365 PersonalとFamilyプランは月60クレジットまで
• 未使用分は翌月への繰り越し不可
• 毎月1日にリセット

AIクレジットが必要な操作例

• Wordでの文章の下書き作成
• Outlookでのメール要約
• Excelでの数式生成
• OneNoteでの旅程作成
• Designerでの画像生成

それぞれ1クレジット消費するようです。

Family プラン利用時の注意点

重要な注意点として、Microsoft 365 Familyプランの場合、AIクレジットはサブスクリプション所有者のみが利用可能です。

家族メンバーが利用するには

1. 個別にPersonalプランに加入
2. Copilot Proを別途契約

のいずれかが必要となります。

より多くのAI機能が必要な場合

月60クレジットでは不足する場合、別途「Copilot Pro」（月額3,200円）に加入することで、クレジット制限なしでAI機能を利用できます。

注意点とセキュリティ

Copilotを使用する際は、以下の点に注意が必要です。

• 機密情報の取り扱いには注意
• 生成された内容の確認は必須
• インターネット接続環境の確保

まとめ

Microsoft 365 Copilotの統合は、価格上昇とAIクレジットの制限はあるものの、作業効率を大きく向上させる可能性を秘めています。

特に文書作成やデータ分析に多くの時間を費やしている方には、月60回のAI機能利用でも十分なメリットがあるかもしれません。

ただし、Family プランでの利用制限や、クレジット制限については事前によく確認し、自身の利用パターンに合わせて契約プランを選択することをお勧めします。

それでは☺︎