AIが自動でプログラムの弱点を見つけ、修正する「CodeMender」登場

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Googleの研究チームが、AIを活用してプログラムのセキュリティ上の弱点（脆弱性）を自動で見つけ出し、修正する新しいシステム「CodeMender」を発表しました。 このシステムは、AIの「考える力」を使って、プログラムのコードを詳しく分析し、問題点を見つけ出します。そして、ただ問題を見つけるだけでなく、安全なコードに書き換えたり、過去のコードにも適用できる修正案を作成したりすることができます。これにより、人間が発見・修正するのに時間のかかる複雑なバグも、AIが効率的に対処できるようになります。 CodeMenderは、AIが生成した修正案が本当に正しいか、プログラムの他の部分に悪影響を与えていないかを自動で確認する機能も持っています。そのため、AIが提案する修正は、開発者が安心して使える高品質なものが選ばれます。すでに、72件のセキュリティ修正をオープンソースプロジェクトに提供しており、中には非常に大きなプログラムへの貢献も含まれています。 この技術により、開発者はソフトウェアの安全性向上に集中できるようになり、より安全で信頼性の高いソフトウェアが開発されることが期待されます。