Googleのスマホ事業、英国当局の規制に「選択肢を減らす不当な決定」と反論

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英国の競争・市場庁(CMA)は、Googleのモバイルプラットフォーム(Android、Playストア、Chrome、Blink)を「戦略的市場地位」を持つと指定しました。これに対し、Googleは「失望的で、不当かつ不必要な決定」だと反論しています。 CMAの新しいデジタル市場規制は、成長とイノベーションを促進し、対象を絞ったものになると約束されていましたが、Google側は今回の決定にその根拠を見出せないとしています。AndroidとChromeは、当初から選択肢を増やすために作られたと主張。Androidはオープンソースであり、誰でも無料でカスタマイズしてデバイスを開発できるとしています。また、Playストア以外にも競合ストアや開発者サイトからアプリをダウンロードできるため、他のプラットフォームよりも多くの選択肢がユーザーに提供されていると説明しています。 Googleによると、世界には24,000ものAndroid搭載スマートフォンモデルが存在し、英国でもiOSと激しい競争にさらされています。実際、英国のAndroidデバイスの3分の2以上にはPlayストア以外のアプリストアがプリインストールされており、ユーザーはiOSの50倍ものアプリにアクセス可能だとしています。Chromeブラウザについても、英国のAndroidデバイスの70%に非Chromeブラウザがインストールされていること、そしてGoogleがChromeを優遇していないことをCMA自身も認めていると指摘しました。 Androidは英国の開発者に年間99億ポンド以上の収益をもたらし、45万7千人以上の雇用を支え、消費者に多大な選択肢を提供しているとGoogleは強調。CMAの調査でも、英国のAndroidユーザーの91%が満足していると回答したとしています。


