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ドイツ、アップルのアプリ追跡透明性(ATT)変更案を検討
2025/12/2 22:33:17
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ドイツ当局が、アップルが提案している「アプリ追跡透明性(ATT)」機能に関する変更案の評価を進めている。この変更は、独占禁止法上の懸念に対応するためで、アップルは通知画面の文言やデザインを調整しつつ、プライバシー保護というATTの主要な利点を維持することを目指している。 アップルは、自社サービスとサードパーティ製アプリの両方に対し、中立的な同意を求める通知を表示する方針だ。これにより、開発者が広告目的のデータ処理についてユーザーの許可を得やすくなるよう、同意プロセスを簡略化する。 ドイツは、出版業者やメディア団体、規制当局から意見を収集し、アップルの変更がアプリ提供者にとって入手できるユーザーデータの制限に関する不満を解消できるか判断する。 ATTは2021年に導入され、iPhoneやiPadユーザーが広告目的でアプリが他のアプリやウェブサイトを横断して自分の活動を追跡することを許可するかどうかを選択できるようにするものだ。ATTは広告業界などから不評を買っているが、アップルはドイツをはじめとするEU各国にATTの提供継続を認めてもらうよう働きかけている。


