Appleの法務・環境担当トップが2026年に退任、後任にメタの幹部が就任

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米Appleは、法務部門トップのケイト・アダムズ上級副社長と、環境・政策・社会イニシアチブ担当の リサ・ジャクソン副社長が、ともに2026年に退職することを発表しました。 アダムズ氏の後任には、現在Metaで最高法務責任者を務めるジェニファー・ニューステッド氏が、2025年1月1日付でAppleに入社し、3月1日付で法務担当のゼネラルカウンセルに就任します。ニューステッド氏は、米国務省の法律顧問も務めた経験を持ちます。 アダムズ氏は、ジャクソン氏が2026年1月末に退職した後、政府関連業務（Government Affairs）を統括する役割を引き継ぎ、2026年末までAppleに残ります。最終的にニューステッド氏は、法務部門と政府関連業務の両方を統括する上級副社長、ゼネラルカウンセル、政府関連業務担当となります。Appleのティム・クックCEOは、両部門の業務の重複が増えていることから、統合を喜んでいるとコメントしています。 一方、ジャクソン氏が担当していた環境や社会イニシアチブ関連の責任は、最高執行責任者のサビフ・カーン氏が引き継ぎます。クックCEOは、ジャクソン氏がAppleの環境目標達成に貢献したことを高く評価しており、温室効果ガス排出量を大幅に削減した功績を称賛しました。アダムズ氏は2017年から、ジャクソン氏は2013年からAppleに勤務していました。 今回の発表は、デザイン部門の責任者やAI担当トップの退職・引退発表に続くものです。