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BNY、OpenAIのAI技術で全社的な「AI活用」を推進

2025/12/13 6:13:04
OpenAI News
via BNY builds “AI for everyone, everywhere” with OpenAI | OpenAI
BNY、OpenAIのAI技術で全社的な「AI活用」を推進

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金融大手BNY(旧BNYメロン)が、OpenAIの最先端AI技術を活用し、従業員が「誰でも、どこでも、あらゆることに使えるAI」を構築する取り組みを進めています。 同社は、2022年末のChatGPT登場以降、生成AIを全社的に導入することを決定。一部の技術者だけでなく、全従業員が安全かつ責任あるAI利用を学べるよう、中央集権的なAIハブの設置、社内AIプラットフォーム「Eliza」のローンチ、そして従業員へのAI倫理教育を実施しました。現在、125以上のAI活用事例が稼働し、2万人もの従業員がAIエージェントの開発に積極的に参加しています。 Elizaは、単なるツールではなく、BNYの厳格なガバナンスとOpenAIの先進モデルを組み合わせた「仕事のシステム」として設計されています。これにより、従業員は安心してAIを開発・利用でき、「銀行の働き方そのものを変える」ことを目指しています。法務、営業、エンジニアリングといった部門横断的なチームが、ハッカソンなどを通じて共同でAIソリューションを開発し、業務効率化や顧客関係の深化に繋げています。 具体的な成果として、契約書レビュー時間の75%削減や、人事関連の問い合わせ対応の迅速化などが報告されています。さらに、ChatGPT Enterpriseを活用した「ディープリサーチ」機能により、リスクモデリングや戦略的意思決定における高度な分析も可能になり、金融エコシステムの円滑な運営を支える上で、AIが不可欠な存在となりつつあります。