AirPods Pro 3、発売以来続く異音問題、アップデートでも解決せず

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Appleのワイヤレスイヤホン「AirPods Pro 3」で、発売当初から報告されている異音問題が、最新のファームウェアアップデートでも解決されていないことが明らかになりました。 ユーザーからは、特にノイズキャンセリング機能（ANC）をオンにして音楽などを再生していない際に、静電気のような「ザーザー」という音や「プチプチ」というノイズが発生するという声が寄せられています。さらに、断続的に聞こえる高い「キーン」という音に悩まされているユーザーもいます。 これらの問題は昨年10月頃から報告され始め、その後、Appleは2度のファームウェアアップデート（11月のバージョン8B25、12月10日のバージョン8B30）を実施しましたが、ユーザーからのフィードバックによると、ノイズ問題は依然として解消されていません。ANCオン時に、メディア再生中・非再生中を問わず、静かなノイズが聞こえるという報告が続いています。 また、動画視聴時に映像と音声のズレ（遅延）が発生するという問題も報告されています。一部のユーザーはAppleに製品交換を依頼しましたが、交換された新しいイヤホンでも同様の問題が発生しており、ハードウェア的な欠陥なのか、ソフトウェアの問題なのか、原因の特定が難しくなっています。 Appleからの最新ファームウェアアップデートに関する詳細な説明はなく、「バグ修正とその他の改善」とだけ記載されています。この問題の根本的な解決に向けたAppleの対応が、今後注目されます。