フォートナイト、日本のiOS配信見送り アップルへの批判強まる

当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。

Epic Gamesは、日本市場向けにiOS版フォートナイトを予定通り配信しないことを発表しました。同社のCEOであるティム・スウィーニー氏は、ソーシャルメディア上で、アップルが日本の新しいアプリストア規則において、手数料の高さや法規制への不誠実な対応をしていると非難しています。 スウィーニー氏は、アップルが日本の「モバイルソフトウェア競争促進法（MSCA）」に誠実に対応せず、むしろ「妨害と違法行為の茶番」を演じていると指摘。当初2025年後半の配信を目指していたものの、アップルによる法改正への対応方針が明らかになった後、この方針転換に至ったとのことです。 Epic Gamesは、アップルが課す「競争を阻害する」手数料、特に代替アプリマーケットプレイス経由の収益に対する5%の手数料や、Webリンク経由でのアプリ配布における15%の手数料を問題視しています。これらの手数料は、公正な競争を妨げ、消費者の利益にならないと訴えています。 Epic Gamesは、この件について日本の公正取引委員会に申し立てを行う計画です。一方、アップルは日本の規制当局と協力して規則を策定したと主張しており、Epic Gamesが日本政府に追加の規制を促せるかは不透明です。日本の法律では、アップルは知的財産への対価を求めることや、プライバシー・セキュリティが脅かされる場合の代替アプリマーケットプレイスの拒否が認められています。