AI企業Anthropicに新CTO就任！技術力強化でAIサービス拡大へ

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AI開発企業Anthropicは、ラフル・パティル氏が最高技術責任者（CTO）に就任したことを発表しました。 パティル氏は20年以上の経験を持ち、直近では決済サービスStripeのCTOとして、大規模なインフラ構築や運用を主導しました。それ以前にも、AWS、Microsoft、Oracle Cloud Infrastructureといった大手IT企業で、信頼性と拡張性の高いシステム開発に携わってきました。 今回の就任により、パティル氏はAnthropicの製品、コンピューティング、インフラ、推論、データサイエンス、セキュリティといったエンジニアリング組織全体を統括します。これにより、急速に拡大するエンタープライズ（企業向け）の需要に対応するため、同社のAIモデル「Claude」のさらなるスケールアップを目指します。 AI開発における重要な局面でAnthropicに加わることになったパティル氏は、「研究と製品の両面におけるAnthropicの卓越性と、可能性の限界を押し広げるという誠実なアプローチに魅力を感じている」と述べています。また、共同創業者で社長のダニエラ・アモデイ氏は、「パティル氏の確かな実績は、Claudeをエンタープライズ向けインテリジェンスプラットフォームのリーダーにするための、信頼できる堅牢なインフラ構築と拡張に貢献するだろう」と期待を寄せています。 なお、前CTOのサム・マッキャンディッシュ氏は、チーフアーキテクトに就任し、大規模モデルのトレーニングに引き続き注力し、研究生産性や強化学習インフラの領域も担当します。これは、開発者にとって、Anthropicが最先端のインフラと信頼性、そして大規模な運用能力にコミットしていることを示すものです。