コグニザント、社員35万人でAI「クロード」活用へ　企業AI導入を加速

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ITコンサルティング大手のコグニザントは、AI（人工知能）の「クロード」を全従業員約35万人に提供することを発表しました。これにより、企業顧客や社内チームのAI活用を、実験段階から実用的な成果へと進めることを目指しています。 コグニザントは、クロードと、自社のエンジニアリングプラットフォームや業界ごとのノウハウを組み合わせ、AIの導入効果を企業規模で最大化させます。特に、コーディング作業、テスト、ドキュメント作成、DevOpsといった開発工程の迅速化に、クロード・コードを活用します。 さらに、クロードのモデルや関連技術をコグニザントの基幹エンジニアリングプラットフォームと連携させ、顧客が既存のデータやアプリケーションとAIを統合し、人間の監督のもとで複数の作業を効率的に進められるようにします。これにより、AIの利用におけるパフォーマンス、リスク、コスト管理も強化されます。 この取り組みは、既存システム保守に多くのリソースが割かれ、新しい機能開発が進まないというIT部門の課題解決にも貢献すると期待されています。コグニザントは、ワークショップなどを通じて顧客企業がAIの活用事例を見つけ、実運用に移すのを支援していきます。