AI企業とデータ企業が200億円規模の提携、企業向けAIエージェントを世界展開へ
当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。
AI開発企業Anthropicとデータプラットフォーム企業Snowflakeは、200億円(2億ドル)規模の複数年契約を結び、戦略的パートナーシップを拡大すると発表しました。 この提携により、AnthropicのAIモデル「Claude」がSnowflakeのプラットフォーム上で利用可能になり、12,600社以上のグローバル企業に提供されます。Amazon Bedrock、Google Cloud Vertex AI、Microsoft Azureといった主要なクラウドサービスを通じてアクセスできるようになります。 さらに、両社は共同で、世界の大企業にAIエージェントを導入するための販売戦略(Go-to-Market、GTM)を推進します。これにより、企業はClaudeを活用して、構造化データと非構造化データの両方から、厳格なセキュリティ基準を維持しながら、より深い洞察を得られるようになります。 Snowflakeは既に社内業務でClaudeを広く利用しており、開発者の生産性向上や、営業チーム向けのAIアシスタントなどに活用しています。数千ものSnowflake顧客は、毎月数兆ものClaudeトークンを処理しています。今回の提携の次の段階では、Claudeの高度な推論能力とSnowflakeの管理されたデータ・AI環境を組み合わせ、複雑な多段階分析を実行できるAIエージェントの展開に注力します。これにより、ビジネスユーザーは、自然な言葉で質問するだけで、AIが必要なデータを特定し、社内のSnowflake環境から収集して回答を提示できるようになり、複雑なテキストからSQLへの変換タスクにおいて90%以上の精度が確認されています。


